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髪を切りに行くのが面倒で

雑記とか趣味とか一般公開されてる自分のメモ帳みたいなものです。Twitter//@srRiLiyou

バンド音楽を聴いていて

最近は知り合いの楽しそうにしている様や就活が大変だという不幸自慢を見たくないのでTwitterを閉じてバンド音楽を聴いている。

高校生の頃と比べて新しいバンドを探すという作業にエネルギーを使えなくなっていて、音源も中々手に入らないので自分のライブラリにあるアーティストを聴くかApple Musicで出てくるものを聴いている。

いつも思うのは年齢。才能ある人々は22、3そこらで表舞台に出てくる。

彼らは相当の数のライブをこなして、自分の目標に向けて曲を書き溜めては演奏してを繰り返してきたんだろう。すごい事だ。

そんな彼らを見ていると自分がしょうもなさすぎる。

大した目標もなく、ただただ漫然と目の前の事を受け入れている。こうして誰も聞いてくれない愚痴を書いている時も音楽を流している。

自分自身を表現する彼らは強い感情を持っているんだろう。怒りやら悲しみ嬉しさ憎しみ無力感。

その感情に負けない様に、その感情が爆発しない様に。音楽に加工してアウトプットしている。

俺は無力感や虚無感に負けてしまった。自分程度の人間は何も成せないと。

単純に羨ましいのもある。

 最近大学の先輩がやっているバンドが評価されつつある。といっても狭い地域だけだが。

自分がインターネットで知ったバンドが売れていく様は自分の想像が多くを占めていて自分が思った道を通ったとは限らない。現実感がない。だが先輩のバンドは先輩がどんな人でどんな始まり方でどんな活動をしているかを知っている。

自分はやはりお金を出していくのだから良いと思ったものしか見たくはない。最初の一回は見極めのつもりで行ったが率直な感想を述べるとその時は全く良くなかった。

同じ構成の曲ばかり、目立つミス、空回りしているMC。普段自分が聴かないジャンルだからというのもあったが、ただうるさく退屈で眠たかった。もう行く事は無いなと素直に思いライブハウスを去った。

だが最近そのバンドを見る機会があった。あまり期待せず見に行ったが、これが想像以上に良かった。

曲も同じ構成ばかりではなくなり、自分自身の表現を聴き手側にすんなりと聴かせるキャッチーなものになり、尚且つ自分自身の好きなジャンルの物も取り込んでいる。場数をこなし慣れてきたのか妙に肩肘を張らずに普段人に話しかける様なMC、だけども感情的な一文を話してから始まる曲。純粋にその企画のベストアクトだと思った。

期待していなかったので後ろ側で見ていたが、みるみるとドリンクカウンター側からフロアに人が集まってきていた。

今まで聴いてきたバンドで曲は良いのにライブは良くないというバンドは多かった。そういうバンドはほとんど売れずに解散していった。

俺は先輩らのやっているバンドに可能性を見てしまった。地方だけの幻想なのかもしれないが、成功していくのかもしれないと思ってしまった。

そう思うと自分がどんなに小さくて努力をしていない人間であるのかわかってしまう。吐きそうになるぐらい虚無感に襲われる。羨ましいと叫びたくなった。